ブックタイトル甲斐日産60th
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甲斐日産60th
セドリックを自らカスタマイズするのも楽しんでいた。 「当時カーナビを外付けしていたので、自分で車の内部を開け、機械を設置し配線を組んでカーナビを取り付けていました。また、渋滞すると子ども達が飽きてしまうので、車内でビデオを見られるように自分で改造していました。」 DIYで手を加えながら、28万kmを共にした愛着と思い出の塊のようなセドリック。いつまでも渡邉さんとご家族の心の中で走り続けていくだろう。車計簿をつける習慣 給油する度に、走行距離と給油量をメモし、割り算して出した燃費を記録する、という作業を渡邉さんは最初の車の時から継続して行っている。測量野帳数冊に及ぶこれまでの40年以上の記録は統計というにふさわしい量だ。渡邉さんはこれを「車計簿」と呼んでいる。 「もともと数値的に何かを処理しようとする性格の私は、初めて車に給油した時に何気なく始めて以来ずっと欠かさず続けています。ハイブリッド車になってからはドライブコンピューターに表示される燃費や、モーターだけで走行した距離もメモし、私が算出する燃費と比較もしています。大体54%くらいはモーターだけで走れているので、運転は上手な方かなと思っています(笑)。」 平成23年からはこの記録を毎月月初に甲斐日産に報告している。社内では貴重なデータとして共有され、営業資料に使用されることもあるという。燃費が著しく落ちた時には車に何か異変がおこっている可能性もあり、定期的に自己チェックをする意味でも車計簿の役割は大きいといえる。必然的に日産ファンへ これまでずっと日産車に乗り続け、まさしく“日産党”と呼ぶにふさわしい渡邉さんだが、やはり選び続けたのには確固たる根拠があったそうだ。 「他メーカーの車と比較してやはり日産車は技術面で勝っているとずっと思ってきました。例えばハイブリッド車で言えばメカニズムが他社とは全く異なるので、エッジの効いた走行が可能になる。車のスペックの違いはカタログ上の数値を見ればだいたいのことは分かりますし、ネットの口コミなどでも情報を集められるので、私が日産車を選んできたことにはちゃんと裏付けがあるんです。80歳で免許返納するならこの後乗るのはおそらく1台なので、リーフで私の車人生を終えることになると思います。やはり最後も日産車で締めたいですからね。」15年間、28万km乗ったセドリックY31毎月の走行距離と燃費をチエックしたノートと資料、その内容は業界専門誌にも掲載された。ご夫婦揃って日産車に乗り続ける“日産党”KAI NISSAN 60th Anniversary | 21